7月29日は孫が保育園に行っている間に、家内と町の美術館と大学図書館を見学しました。
●M Leuven (MはMuseumのMのようで、ルーベン美術館)
町の中心の聖ペテロ教会から大学図書館に向かう途中にある美術館です。
新しい建物でスペースもゆったりしていますが、モダンアートらしき作品が中心で、私にはいまひとつ感じるところはなかったです。残念。
こういうのもパンフレットがおいてあり作品のようです…
ほかにも、帽子が置いてあったり不思議な作品の数々でした。
●大学図書館 Universiteitsbibliotheek en bibliotheektoren
KU(ルーベンカトリック大学)はいたるところにキャンパスがあり、図書館も複数ありますが、町のランドマークになっている図書館です。図書館の前の広場には、玉虫のポールがあり、何度も通っていましたが、初めて中を見学しました。
図書館の中からも玉虫は見えました。それにしてもなぜ玉虫のモニュメントなのでしょう。
見学のコースとしては、時計台の上のところに上がっていくところがメインのようで、あとは図書室の一部を見学できるようになっていました。
上にあがるには小さいらせん階段を上っていくので結構、狭くて急な階段を何段も歩きました。
上の方にいくと塔の鐘も見えました。
階段を上りきったところが時計の下の展望所となっていて、町の四方を見渡すことができます。
晴れていて遠くまで見ることができました。このあたりに山がなく平坦な地勢であることを実感できます。
図書室は、ハリーポッターで見るような中世の雰囲気のある空間で(戦時中に多くを焼失して復興したようですが)、扉を開けると本が並んでいます。
見学者に公開されているスペースはアジアの蔵書のコーナーのようで、中国、韓国と並んで日本の棚があり、日本語の本が置かれていました。
日本との交流もあるようです。
そして大江健三氏氏の手紙が掲示されていました。大学から賞をもらい、賞金は上の小西講座に全部寄付すること、授賞式の記念講演は楽しみにしていることなどが書いてあり、KUと日本との架け橋になってくれた大江氏の功績にちょっぴり感動しました。
一度は訪れることをお勧めします。