Hello Japan & Poland

カバーストーリー

2022年9月7日 Go to Swiss ツェルマット、マッターホルン その2

本日はツェルマットからマッターホルンの景色を楽しむためにゴルナグラードヘ行きました。事前にネットでガイドさんを探してAさんとホテルで9時に待ち合わせて出発です。
天気予報は昼から雨とのことでしたが、15時に戻るまで、少し降っただけで、展望台から2時間ハイキングをすることもできました。
山々を覆う雲も時々は薄くなり、青空を見るときもありましたが、マッターホルンだけは雲から姿を見せることはありませんでした。逆さマッターホルンが見える湖もマッターホルンが映ることはありませんでした。
とはいえ、雨で散策中止の可能性があったなかで、アルプスの山々や氷河も見れて、山歩きができてよかったです。

残念なことは義兄が途中で足をくじき、下山後、病院で見てもらったら足首の骨を怪我したことです。歩くことはできますが、簡易ギプスを着けることになりました。

夕食は町のレストランにて、チーズフォンデュを食べました。

 

6時のマッターホルンの朝焼けです。
朝から曇りで、結果、この日一番見えた写真となりました。朝焼けを見ようと日本人が集まることから、ホテルのそばの橋は「日本人橋」と言われているそうです。実際この日も6時には人がけっこう集まっていました。

朝食はチーズとパンをしっかり食べました。明るい席でいい感じです。

ホテルからツェルマットの登山鉄道の駅まで歩きました。駅で往復の切符を購入。スイスパスで半額になっても一人55フランの追加料金で、かなりの高額です。電車の本数も多く、便利でした。高さ1605メートルからコルナグラード駅の3089メートルまで40分ほどでかなりの急勾配を登ります。

終点からすぐの展望台からは360度のパノラマでアルプスの山々を見ることができました。

氷河を初めて間近に見ました。表面の灰色は岩や石のかけらだそうです。縞模様に見えるのがクレバス。氷河の下に川が流れているのは、氷河の下にも水脈があり、それが下の方で表に出て川になっているとのこと。写真では分かりづらいけど、岩肌には昔の氷河の高さを示す線があり、明らかに下がっているのが分かりました。過去に遭難した人の遺体が氷河の上に出てくる事件も最近は多いそうです。欧州の人が環境問題に意識が高いのはこういう自然の変化を目の当たりにしているからかもしれません。

ガイドのAさんがプランしてくれたのはハイキングイの後に下の駅のレストランで昼食、とのことでしたがその店が休みとのことで、展望台のレストランでパンを買って、いよいよ山を歩きました。

小さな教会もありました。

ハイキングのスタートです。道は広く、石の道です。急な坂もありますが、全体には緩やかです。それでも高低差500メートル程度を2時間かけて降りました。山を見ながら、足元の花も少し残っていてそれも見ながら歩きました。

↑日本だと赤い矢印を岩に書きますが、スイスはこれの標識もありました。

マッターホルン以外の方向では青空も見えました。

標識には目的地とそこまでの時間が書いてあります。

Riffelseeという逆さマッターホルンが見える湖。残念ながら今日はまったく映りません。

今日のハイキングの終点の上から二つ目の駅、Riffelberg駅が見えてきました。

駅の近くに羊がいます。

スキーのリフト乗り場の下をよく見ると。。

なぜか羊がむれてました。他にもリスのようなマウンテンマーモットも途中で見ました。

駅で休憩し昼食を食べて、ここからは登山鉄道で下山して帰ってきました。

ひとまずホテルに戻り、町をぶらぶらしました。義兄はこの間にお医者さんの診療を受けました。ガイドさんがしっているクリニックが休みでなくて不幸中の幸いでした。

晩ごはんはチーズフォンデュで有名なレストランヘ行きました。トマトチーズフォンデュをいただきました。トマト味で酸味があり、またワインも相当入っているようで、割とあっさり食べられます。

パン、じゃがいもの他に鍋に入れる具材も食べました。下の皿は洋梨です。チーズに合うとは意外ですね。

ツェルマットの滞在は今日までです。マッターホルンの山頂を見ることはできませんでしたが、天候には恵まれました。マッターホルンの北壁の荒々しさと神々しさが、登山家を魅了していることを感じさせてくれる、偉大な山でした。

追記 ゴルナグラードでの動画をUPします。

以下、次号に続く。

 

 

 

 

 

  • この記事を書いた人

つまようじ

東京在住のシニアです。趣味は料理・山登り・読書・海外ドラマです。黒文字はつまようじの別名ですが、つまようじのように「あってもなくてもいいけどあったらいいな」という思いを込めたネームです。 2020年に開設してアクセス数は低調ですが投稿は続けたいと思います。よろしくお願いします。

-カバーストーリー

Copyright© 黒文字日記 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.