本日は昨日に続いてですが、学生としては久しぶりの登校です。学校で高校生の見学会と体験実習があり、その仕込みの手伝いを募集していたので参加しました。手伝いで集まった学生さんは6人ぐらいで、1年生は私だけのようでちょっとびっくり。他の人は段取りもだいたい分かっているようで、私には先生がついてくれてサポートしてもらいました。体験実習は中華で高校生にはギョーザとチャーハンを作ってもらいます。
ギョーザは皮は仕込みで作って、体験では1個分の皮を丸くして包むところからやってもらいます。その前の工程まで仕込みます。
●ギョーザのレシピ
強力粉100グラム、薄力粉100グラム、お湯120CC(粉の6割)、塩少々、ラード少々
粉とお湯、塩をハシでまぜる。ある程度なじんだら、手で捏ねる。まとまってきたら、ラードを投入し、ボウルに粉が残らないまで捏ねる。
10分ベンチタイム。粉のかたまりを棒状に延ばして、皮1個分の量に円柱を切る。(ここまでが仕込み)
1個分の粉を丸くして、まな板に手のひらで押して小さい丸を作る。
麺棒をつかって円の下半分を押しながら広げていく。少しずらして(時計の5分ぐらい)、同様に押して広げて丸くする。「押して回す」
本番の前に練習しましたが、なかなか丸の形に広げることができずかなり苦労しました。写真は家で作った2回目なのでまだ丸になっています。
ちなみに家で作った際に、皮を重ねて置きましたが、くっついてしまって失敗しました。皮は重ねずに、あるいはシートをはさんで並べるのが正解です。
皮ができたら、具をはさむ。(具は先生が作っていましたが、ひき肉と野菜等)
皮を半分に折るようにして左手の親指と人差し指の間にのせる。右手の親指と人差し指を使って皮をつまむ。右手を傾けて折り返して、人差し指の側に折れ目が出たら、そこを起点に次のつまみ(ひだ)を作る。「つまんで傾ける」これの繰り返し。(と書くだけだと分かりにくいかもしれません)
鍋に油を引いて、ギョウザを置いて、蒸し焼きにする。5分ぐらい。最後は蓋をとって水分を飛ばしつつ焼き目をつける。
こんな感じで、皮から作るギョウザを作ります。市販の皮と違って、やや厚みがありますが、皮が伸びるのが特徴です。この特徴を踏まえてうまく包めるといいのですが、包むのも難しいです。
実習の方は、高校生2名に対して、先生または学生が1ないし2名ついてサポートします。「仕込みの手伝い」と聞いていたので、ここまでやるとは思っていませんでしたが、私は先生と一緒だったので、やれるふりしながら包丁の持ち方や手順を教えながら、作ってもらいました。
うまく丸い皮を作ることができず、家でも作ってみました。上の写真が家で作った工程ですが、2回目なので多少落ち着いてやれることができました。
持ちネタにするには、何度か作る必要がありますが、こねたり、包んだりは子どもも喜ぶと思うので、持ちネタにしたいと思います。
ということで、ギョーザの一日、Gデイ、でした。